夜。さあ寝よう、と思い横になる。
シーンとした部屋で、真っ暗にして、目を閉じる…。
と、頭の中には「今日のこと」「明日のこと」「昔あったこと」「未来の不安」…いろんな考えごとが始まり、止まらなくて、寝られなくなる。
そういうこと、ありますよね。

ごくたまに「そういう日もある」くらいなら、とりあえず頑張って寝て、乗り切ってしまえば良いのですが。
ほとんど毎晩、考えごとをしてしまって眠れない、ウトウトできたと思ったら起きる時間になってしまう。
「睡眠障害だなあ…」と思いますが、睡眠導入薬を使うのも気が乗らないし、逆に「薬を飲まないと眠れない」ところまではいきたくないし…。

もちろん、病院へ行ってみるのも良いことなのですが。
「寝つくまでに30分~1時間以上かかるタイプ」の入眠障害と診断してもらえても、医師ができることは最終的に、睡眠導入薬を処方することくらいだったりします。

薬を使わないでできること、としてよく言われているのは「身体を動かし適度に疲労する」運動や、たくさん食べて満腹にする方法、体温を上げてから“涼しい”くらいに少し体温を下げること、などがあります。
…が、これはあまり「考えごとが止まらなくて寝られない」件には、効果的ではありません。

テレビはダメです、ラジオです。

考えごとが止まらなくて寝られないのは、上手に思考停止できない・ボーッとできない状態です。
…というかこういう状態の方はあまり普段からボーッとできないんですよね。
では、上手にボーッとできる方法を考えてみると、テレビをボーッと眺める、という方法も思いつくと思います。

テレビは、こちらが何もしなくても興味あること・ないこと、CMなどが勝手に流れてくるので、わりとボーッとしやすいメディアです。
でも…、テレビはダメなんです。なぜなら目を開けてしまうから
最初は、ボーッとテレビを眺めていて、少し眠くなって、ウトウトっとすることができるのですが、なにか気になる展開がちょっとでもあると煌々と光るテレビを思わず見てしまうのです。
テレビやスマホなどの光を目から取り入れてしまうと、メラトニンの分泌が阻害されて、よく眠れなくなる、と言われています。

そこでおすすめしたいのが、ラジオです

ラジオは、音だけのメディアです。
目を開けなくて大丈夫なのです。仮に、ラジオで何か気になる展開があったとしても、基本的には目を開けません(というか目を開けても何もありません)。

また、上手に思考停止できない方にとって、テレビの効果と同じように「興味あること・ないこと、CMなどが勝手に流れてくる」ので、 自分の中から「今日のこと」「明日のこと」「昔あったこと」「未来の不安」…いろんな考えごとが湧き出しにくく、ボーッとしやすいのです。

これは、つまらない授業や会議で眠くなるのと似た状態です。
(ラジオがつまらないかどうかは別として…)
自分ではない誰かが考えたことや感じたことを話しているのを「聴く」ことは、自分の考えごとを一旦停止、つまり思考停止の第一歩なのです。

また、仮に興味が湧いたとしても、それは自分の中から湧いた考えごとではなく、誰かのお話に過ぎないので、それ以上深く考え続けられないのです。
「考えちゃう…」と感じた時には、音楽が流れ始めていたり、CMに入っていたり。

こうして、自分と向き合いすぎてしまうタイプの方には、自分以外の誰かの考え(お話)をラジオで聴き、ボーッとしながら「いつの間にか寝落ちる」ことを、一度おすすめしたいです。

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